猫車記念館


記念館のご案内



猫車・・・辞書には「前部に車輪を一個つけ、後部の柄で押していく運搬車。土、砂などを運ぶ。」とある。いわゆる一輪車なのだが、収納する際に逆さに伏せてみると、底の部分が丸まって寝ている猫の背中にどことなく似ている。そこからこの名が付けられたという説もある。
工事現場や農家の庭先でよく見かけるが、ほとんどが打ち捨てられたように、セメントまみれ、泥まみれで傷だらけ……きれいな状態の猫車というものを私はあまり見たことがない。我が家の猫車も然り。雨ざらし、陽ざらし。でも、健気に耐えているその姿、サビようが凹もうが「へっちゃらだいっ!」と言わんばかりの逞しさにこそ猫車の真髄を感じてしまうのは私だけだろうか……。
この猫車記念館では、不平も言わず寡黙に頑張る猫車たちにスポットを当て、工事現場で、建設現場で、野や畑で黙々と活躍している名脇役を紹介していきたいと思います。「うちにもあったぞ!」という方、どこかの片隅でジッとうずくまっている猫車をそっと覗いてみて下さい。疲れ果てた彼等の寝言やつぶやきが聞こえるかもしれません。「うちのは働き者だ!」という方、是非カメラに収めて猫車自慢をしましょう。また、猫車にまつわる話などもありましたら、是非、みなさんに紹介して下さい。それでは、みなさんからのたくさんの写真やメッセージをお待ちしています。


メニュー
・猫車のいる風景
いにしえの猫車
美観系猫車
労働系猫車
不思議系猫車
猫車ギャラリー
・各県代表の猫車
東北関東甲信越
中国四国九州海外
・資料室
・猫車キオスク