シーズニング/調味料
ハーブソルト  ハーブ小麦・てんぷら粉  ハーブチーズ・ハーブバター
ハーブビネガー  ハーブオイル  オリーブオイルとニンニク

 

ハーブを日頃使っている調味料と合わせると、いろんな香りの調味料が楽しめます。わざわざハーブを収穫する時間がない時、雨で庭に出られない時、お友達へのプレゼントにもこれはとっても重宝します。いろんなものといろんなハーブを合わせて、オリジナル調味料を楽しみましょう!

ハーブソルト
ドライハーブをごますり器で細かくするか、ミルで挽いて、お塩にまぶすだけ。できれば身体に効果のある天然塩を使いましょう。小皿に盛ってスティックサラダやてんぷらに、茹でたてホカホカのおジャガににちょっとつけて、美味しくいただけます。私はイタリアンパセリやバジルのドライにブラックペパーをたっぷり混ぜてよく使います。
使うときに少量作るなら、フレッシュをさっと乾かして作るのもいいですね。フレッシュのローズマリーソルト、さっと揚げたセージを砕いて入れたソルト、どちらも美味しいのでお試しください。

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ハーブ小麦、てんぷら粉
揚げ物をする際に小麦粉やてんぷら粉にハーブをまぶすと、香りの良い揚げ物が楽しめます。フレッシュでもドライでも、揚げる直前にまぶすだけの簡単な手間でできます。また、フライドオニオンやフライドガーリックの感覚で、ローズマリーやセージをさっと油で揚げて盛りつけに使うときれいです。

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ハーブチーズ・ハーブバター
クリームチーズやバターに練り込んで、香りも楽しめるハーブチーズ、ハーブバターを作りましょう。様々なお料理シーンで活躍します。
右の写真のターメリックのピラフに添えてあるのは、種なしぶどうとイタリアンパセリをクリームチーズに混ぜ込んで、赤と黄色のパプリカに詰めて冷蔵庫でしっかり冷やしたものです。この日の撮影は時間がなく、モデルさんが詰めたものをそのまま使ったのですが、ちょ〜っと欲張って詰め過ぎてパプリカの色が映えてないのが残念でした。
北村光世先生はまん丸のお団子状に作ってトレビッツとレタスに飾っておられ、これもとってもかわいらしいものでした。すぐに食べる場合は、フルーツやドライフルーツ、ナッツ類を合わせても美味しいんですよ。余談ですが、パプリカやトレビッツは色鮮やかでよく器に代用しますが、これはいつもなかなかの評判です。
ハーブバターはやはりムニエルに最適ですが、ピラフやオムレツとなんにでも使えます。すりおろしたガーリックを混ぜ込んでおくと、ガーリックトーストを作る時にとても便利です。たくさん作った時には冷凍庫で保存しましょう。

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ハーブビネガー
ハーブの香りをお酢に移してハーブビネガーを楽しみましょう。オイルや塩胡椒とまぜるだけで簡単に香り良いドレッシングができますし、酸っぱさがまろやかになるので酢のものや飲みものにも使えてとても重宝しますし、ピクルス作りなどにも便利です。タラゴンビネガーはフレンチに最も合うと言われていますし、ローズマリーやタイムやディルなどのミックスハーブを使ったビネガーもよく見かけますね。RITZはガーリック&バジル&唐辛子のオイルと合わせて使うことが多いので、ミントやナスタチュームであっさりした香りをつけます。
ハーブは新鮮なハーブを使いましょう。そのまま使うことが多いので、できるだけ質の良い醸造酢で作ると香りも一層引き立ちます。ハーブによっては、加工酢で作ると妙な苦味が出てしまいます。また、あまり細かく刻むと苦味が出ることがありますので、私はできるだけ包丁を入れずに作ります。刻む場合には、必ずステンレスの包丁を使いましょう。
ハーブビネガーは日持ちが良いどころか、長く寝かせるほど美味しくなりますから、たっぷり作って保存しておくのも良いですが、ちょこっと使い残したハーブを使って、ちっちゃな瓶でいろいろ作るのもまた楽しいものです。いろんなハーブのビネガーを試してみましょう。

【作り方】

1、使う瓶を消毒して、乾燥させておきます。お酢を入れますから、金属の蓋のものは避けましょう。

2、コツはハーブの水気を完全に切ること。キッチンペーパーなどで完全に拭き取るようにしましょう。これさえすればできたも同然です。軽く揉んで香りが出やすくします(オイルの場合はハーブを切らずに、揉まずに入れます)。

3、ハーブをミントやバジルのようにかさばるハーブの場合はふわっと瓶に入れ、ハーブの高さの4倍の酢を注ぎます。ローズマリーやタイム、刻んだハーブのようにかさばらないハーブの場合は3倍が目安です。香りが強すぎたらお酢を足せば良いし、薄ければハーブを足せば良いので適当に。
箸などで混ぜて、気泡が残らないようにしましょう。早く使いたい時はハーブの量を増やします

4、暗い場所に置き、たまに揺すってやって早くて4〜5日、2〜3週間もすれば香りが移ります。香りが出ない時は新しいハーブに入れ替えてみましょう。

5、香りが移ったらいつでも使えますから、ハーブの見た目が気になるようなら取り出しましょう。ハーブを入れたまま使う場合、ハーブが空気に触れるようになったらカビが生えることがあるので、必ず取り出しましょう。いろんなハーブで数種類作る場合には、目印に新鮮なハーブを一本入れておくようにするといいですね。

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ハーブオイル
ハーブオイルもハーブビネガーとほとんど同じ行程で作れますが、オイルは酸化しやすく、カビも生えやすいので作る時、保存する時にも注意が必要です。ずっと気になっていることですが、ハーブを入れた状態で市販されているハーブオイルにはただし書きもないものが多いですが、ハーブが空気に触れるようになったらカビが生えやすくなるので、気付かず使うことなどないように、必ずハーブを濾し取って使いましょう。ビネガーとの違いは太字にしてあります。
またハーブオイルの場合は唐辛子を入れておくとカビが発生しにくくなるので、RITZは必ず唐辛子とニンニクを入れるようにしています。ハーブオイルは生で使うことも多いので、できるだけ質の良いオリーブオイルやサラダ油を選びましょう。

【作り方】

1、使う瓶を消毒して、乾燥させておきます。お酢を入れますから、金属の蓋のものは避けましょう。

2、コツはハーブの水気を完全に切ること。キッチンペーパーなどで完全に拭き取るようにしましょう。ハーブは切らずに、揉まずに入れます。

3、ハーブをミントやバジルのようにかさばるハーブの場合はふわっと瓶に入れ、ハーブの高さの4倍の酢を注ぎます。ローズマリーやタイムのようにかさばらないハーブの場合は3倍が目安です。箸などで混ぜて、気泡が残らないようにしましょう。早く使いたい時はハーブの量を増やします。

4、暗い場所に置き、毎日揺すって、しっかり気泡を出してしまいましょう。やって早くて4〜5日、2〜3週間もすれば香りが移ります。香りが出ない時は新しいハーブに入れ替えてみましょう。

5、香りが移ったらいつでも使えますから、できればオイルからハーブを濾し取って使った方が安全です。

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オリーブオイルとニンニク
ハーブとの相性で欠かせないのがオリーブオイルとニンニクです。針槐風料理ではこの組み合わせに唐辛子を加えて、毎日のように使います。オリーブは香りも良い上に、体内のコレステロールを分解する働きがあり、たっぷり使っても安心です。ニンニクや唐辛子と相性が良く、一緒に摂ることで体への働きも倍増します。
オリーブオイルは大きくはバージンオイルピュアオイルに分けられます。生で食べる時には少々高価になりますがエクストラバージンのオイルを、火を通して食べるならピュアオイルで十分です。瓶の裏面の表示で見分け、2種類揃えておくと便利で経済的です。できるだけ透明感のある香りの高いものを選びましょう。
オイルと一緒にニンニクを使う場合、まずニンニクにオイルをかけた状態でしばらくおき、それから火をつけます。こうすることでオイルによくニンニクの香りが移ります。また、芽の出始めたニンニクを使う場合は球根の中の芽の部分まで全部取ってから使います。にょきにょき芽が出たものは庭やプランターの隅っこに植え込みましょう。ニンニクの栽培はなかなか難しいものですが、収穫はできなくとも虫除けにはなります。

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