雪柳を背景に咲き誇る桃の花・・・春の針槐庭の自慢の一角です。毎年、元気に咲き誇るようになりました。桃には多くの種類があり、たまに桜と見間違うものもあると思っていたら、サクラ科なんですね！
中国では桃は不老長生の象徴で、邪気を払う力があると言われてきました。米語には「She is a peach!」なんて女性には嬉しい誉め言葉もあるほど桃の美肌効果は有名で、花、果実、種子の全てに薬効があります。RITZが桃から連想するのは・・・赤ちゃんのお尻かな(=^m^=)

英名：peach

効能：利尿作用、新陳代謝促進、高血症、腸内の解毒、便秘・・・・更年期障害　生理不順・美肌、むくみ、あせも、浮腫(花)、寝汗
桃の種の中にある「桃仁(とうにん)」は漢方生薬としても有名で、抗炎作用、生理不順、生理痛、便秘、打撲などに効果があり、血液の循環をよくします。

利用法：とにかく食べましょう(^0^) 桃の実はあんなに甘いのに食べすぎても肥るという心配があまりなく、体を冷やすこともないので安心です。でも、やっぱり程々が一番ですね。
*作用が強いので、妊婦さんや虚弱体質の人は避けた方が良いでしょう

《桃酒》
種をホワイトリカーに漬け込んで少しずつ飲むと美容、肩こりに良いそうです。

《桃のお花のティー・桃の蕾のティー》
＞＞＞『パタパタMam』の“ハーブティー”のコーナーをご覧ください。

《桃の葉のお風呂》
ひとつかみ程度の葉をガーゼの袋などに詰めて、水の状態からお風呂に入れて沸かします。手で袋をもむと、さらに効果が上がるそうですよ。血液の循環もさらに促進しますから冷え性の庭守RITZは愛用しています。

1998年、30cmの苗を定植。

1999年、小さいながらも健気に花を付けました。

2000年5月、山盛りの実を付けましたが、木が小さいのでほとんど取り去りました。じつは 5年の長きを経ても庭守の口に入ったためしはありません。ほとんどすべての実が、ほんのちいさなうちからヒヨドリたちの胃袋に収まります。まぁ、そのおかげでわが家にはたくさんのヒヨドリが遊びに来てくれて、水浴びをしたり餌を啄んだり、かわいいしぐさで庭守を楽しませてくれます。