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RITZの闘う猫車

登場する仲間たち


月の三分の二が雨という驚異の9月がようやく終わり、秋晴れの10月が始まった。夏にこなせなかったスケジュール、秋にやる予定のスケジュール、合わせると身が持たないのは一目瞭然。。で、ぼちぼちやることにした。
自力で庭づくりを初めて三年と七ヶ月、手造りの庭は庭らしく見えるようになり、幼い木たちもずいぶんと育って「木」に見えるようになってきた。妥協すれば「完成」と言えなくもないのだが、やはり「完成」はまだまだ先のこと。まだ当分は試行錯誤の庭造りが続く…。


●10月2日(土) 曇り時々雨/“バーサンズ”復活!
 ずいぶん涼しくなって、夏中事務所に籠っていたグッチ婆さんがそろそろ外の散歩を再開した。お散歩のテリトリーは数年前に比べてずいぶん狭くなったものの、積極的な姿勢が嬉しい。それに伴って、菊の字もグッチのボディーガードを再開!? グッチ婆さんがポツポツと歩くその後ろを菊ちゃん婆さんが付いていく。“バーサンズ”復活である。
 時折、グッチ婆さんが怪訝そうに振り返る。「放っといてよ!」という雰囲気。。すると、菊の字も振り返る(何を見ているのか…?)。時にグッチ婆さんが走り出す。菊の字も走る。お散歩の後にはグッチのウンチ君の形状から色、場所、詳しいレポートが入る。結構役に立っている。。
 今年最後の芝生の重点手入れは、仕事の関係や天気の関係で、まだまだ続いている。見かけは綺麗だったが、まじかに触れてみるとかなりの痛み様だ。雨続きの所為で、まさに徒長の極地。。根がむき出し状態、葉は伸び放題。目土がいつもの三倍は要りそうな気配。


●10月3日(日) 晴れ/ドレスでインターネット
 東海の放射能漏れ事故がやけに重たくのしかかり、スッキリしない気分が続いていた。で、今日は気分転換にハウステンボスへお散歩。秋晴れの空、涼やかな風、一面の秋桜や早くも紅葉を始めた木々を眺めながめていると気も晴れてきた。常々気にかけている苗木もチェック。どれも健康に育っていた。
 歩き疲れると場内のインターネット・カフェでひと休み。カフェの中に観光客の姿はほとんど見えず、各国からアルバイト留学に来ている学生さんたちばかり。一人でモニターの前で微笑んでいたり、数人でわいわいガヤガヤとインターネットを楽しんでいたりする。ハウステンボス内では最もインターナショナルな場所かもしれない。休憩時間になるとカフェに駆け付ける子もいるようで、今日はオランダの古風な民俗衣装のままでキーボードを叩いているグループがいて、異国でのタイムトリップ感覚まで味わえた。パレードの後の休憩時間ににそのまま来たのだろう。ドレスでハイテクに向かう姿、なかなか拝めるものではない。


●10月4日(月) 晴れ/土はどこへ行ったの…?
 今日も一日、芝生にへばりついて目土入れ。今日までに使った目土は37袋!!これまでは年に二度、一度に平均で15袋の目土を入れているが、今回は50袋を上回りそうな気配。かといって、芝生面が高くなるということもなく、いつものまま。たて続きの雨に洗われて、根がむき出し状態になっているので仕方ないのだが、構造的に土が流れ出すような場所でもないし、土は一体どこへ行ってしまったのだろう…と、不思議でならない。。明日でなんとか終わりそうだが、疲れた…。


●10月6日(水) 晴れ/踏むな〜!
 一週間がかりの芝生のメンテナンスがようやく終わった。はじめの頃に目土を入れた部分は早くも緑濃く繁り始めた。これで夏中の手入れ不足が補えれば良いのだが…。今回使った目土は54袋。。いつもの4倍近くの量になった。あとはできるだけ踏まないように養生させるのだが、今朝、グッチと菊ちゃんのバーサンズが悠々と横断していた。踏むなと言ったのに〜〜〜。。


●10月7日(木) 雨/ゆっくりと怠惰に……
 頑張ったのを神様が誉めてくれてるのか、目土を入れ終わった途端にたっぷりの雨!土を押さえるのに程良い強さの雨が降っている。久しぶりに雨を喜こべる。今日は庭仕事はお休みにして、ゆっくりと怠惰に過ごそう。明日から、庭の整頓、草取り、施肥、すっかり草ぼうぼうになっている荒れ地もなんとかして、秋蒔きの種を蒔かねばならない。11月には庭造りを再開したいし、忙しい秋が待っている。


●10月11日(月) 曇りのち雨/田舎の悲しさ&イギリス人……
 連休を挟んでなんと五日間も、怠惰にだらだらと映画三昧、読書三昧。日曜の久しぶりの映画以外、4日間で9本のビデオやテレビ放映の映画を観てしまった。起きて一本、だらだらと飲みながらの昼食の間に一本、食後に一本、夕食後に二本と、休日のわが家ではよくある光景だ。
 でも、映画はやはり大きなスクリーンで観るに越したことはない。たまにその大画面での迫力あるシーンを求めて、片道1時間半弱の道のりを、高速料金1800円の道のりをひたすら走るのである。田舎暮しには大満足しているが、たまに昔のような娯楽を楽しもうという時には、やたらと金がかかるものではある。。
 とは言うものの、長いドライブではよく笑えるものを見つける楽しみもある。今回は佐賀の“ショーパブ”とやらの立て看板。「飲み放題○○円、イギリス人来演」というもの。。笑いに笑った。もうひとつはたまたま信号で止まった場所にあった食堂。ビルに張り付いた店名「釜飯屋」のタイルが、崩れかけたジグゾーパズルのように判別が難しく、興味をそそられて目を凝らして眺めると、メニューのどこにも“釜飯”という文字はなかった…。古き食堂の歴史に思いを馳せつつ、吹き出してしまった。


● 10月12日(火) 晴れ/ちいさな月見草
 先日、近くのガーデンショップで成仏しかけていた月見草3株と春待草1株、4株100円でゲット!家に連れて帰って、メネデールで三日間養生したらすっかり元気。今日は庭へ仲間入り!矮性の月見草は草丈10cmで、早くも花を咲かせている。少し首を傾げた様子が、ありがとうとでも言ってるように見えた。


●10月13日(水) 曇り時々晴れ/ホースに弄ばれた一日
 荒れ地の種まきの準備で、バーゲンの散水セットを買いに走った。でも、使いやすい長さに調整しよう…などといらぬことを考えたのが失敗の始まり。
 散水セット3台の間を20mホース、15mホースを担いで走り回り、ホースをつなぎ変え、「長すぎる、チョーン!」と切ったのは、切ってはいけないホースだった(涙、涙)。なんとか三台ともつなぎ終えて試してみたら、あっちからこっちからピューピュー水もれ。なんで〜と調べたら、古いホースと新しいホースは太さが違っていた…。(号泣)がっくりしてるうちに日が暮れた。明日はジョイント部分を買いに行かねば。。


●10月14日(木) 曇りのち晴れ/骨折り損のくたびれ儲け
 急な仕事で福岡へ。夕刻、帰り道に買ってきた太いホース用のジョイントを試しているうちに、結局は私の締め方が悪かっただけなのだと判明。。さらに散水セット自体にも細太両用と太ホース専用があることが分かった。昨日一日の作業は骨折り損のくたびれ儲け?!
 一台は接続ホースを取り替えるだけですぐに仕上がり、残る二台のホースをはずして長〜いホース二本と格闘しているうちに、今日も日が暮れた。明日にはなんとかなるか…。それにしても、私は何故この忙しい時期にホースなどと遊んでいるのか!?


●10月15日(金) 曇り/見上げた小雀、ちょんの字
 散水セット三台、ようやくセットアップ完了。水漏れもなくなり、ホースの長さも程良く、時間はかかったが大満足。。と悦に入っているとなんだか騒がしいすずめたちの声。見れば今日もたくさんのすずめたち。テラスのすずめたちとは違うグループのようで、もしや…とちょんの字を呼んでみた。
 いたいた!! ちょんの字だ。。他のすずめたちは逃げて行くのに、やはり一羽だけ少しづつ近付いて、すぐ傍の山ボウシにきてとまった。運良く今日はコンタクトを入れていたので、枝の上でかつてのように羽を膨らませ、呼び掛ける度にプルプル震える可愛い姿もよく見えた。無事でいたんだァ〜と、およそ一ヶ月ぶりの再開に思わず涙が流れた。
 ちょんの字、たぶん私の小指の先ほどしかない小さな脳味噌で、たった40日を一緒に過ごしただけの私を覚えていてくれるなんて…。大した小雀だ! 見上げた小雀だ! これからも、頑張れ、ちょんの字!


●10月17日(日) 曇り時々晴れ/「飲み放題」という渋い罠
 「1.000円で世界のワインを飲み放題!」という文句に釣られ、喜び勇んでハウステンボスへ。100種類揃えてある中から選んで試飲したワインは確かに美味しかったが、チーズもパンもナシの素飲み状態ではそんなに飲めるわけもない。ましてや瓶の蓋サイズのカップに1cmづつ注がれるワインは妙に酔いが早く、あっという間にほろ酔い気分。。ま、飲み放題のパスは来週も使えるし、元は取るぞ!!
 へろへろと散歩しながら、休憩には日溜まりのベンチを探していた。ついこの前までは日陰を探して歩いていたというのに、風も冷たくなって、いつの間にか本格的な秋。青く澄み切った空の高みでウロコ雲が泳いでいた。歳を追うごとに、季節の移ろいが早くなるような気がしてならない。
 ハウステンボスの雀たちは相変わらずしぶとく元気!港のテラスでは堂々と客の足の間を歩き回って餌を貰っている。チーズ農家の売店では、出店に置かれたチーズケーキのサンプルを味見している雀もいた。ちょんの字を含めてすべてのすずめたち、したたかに図太く生き抜いて欲しいと願う。


●10月18日(月) 曇り/鉢物のお引っ越し
 夜には冷え込んで、カーディガン無しでは外へ出られなくなってきた。今日は寒さに弱い鉢物たちを室内や北風の当らないテラスへ移動。夏中の長雨でキャットフットが消え、レモンユーカリが思いきり徒長している。早くも落葉を始めたものもある。そうそう、今月こそ肥料を与えねば!


●10月19日(火) 晴れ/RITZ焦る。。
 このところ仕事や客やこまごまとした雑用でちっとも庭仕事がはかどらない。秋だとは言え、日中はまだまだ陽射しが強いけれど、やりたいことは山盛り。。庭は荒れ放題、雑草は伸び放題、葛は絡まり放題、モグラもやりたい放題。。隙間という隙間は勝手に芽生えて育っているマリーゴールドに埋め尽くされている。おかげで一見きれいではあるが…。
 スケジュールを考えずに庭に出ると、うろうろするばかりで収集が付かない。挙げ句の果にホースなんぞをいじりまわしたり、ひたすら落ち葉を拾ったりと訳のわからぬことばかり。家の中にも仕事が山積。。あぁ、身体がもうひとつ欲しい!たっぷりと時間が欲しい!


●10月20日(水) 秋晴れ/来世の私……
 今日は晴れ渡った真っ青な空とキラキラ輝く蒼色の海、素晴らしい秋晴れの景色!午後、はかどらない仕事に見切りを付け、まだ封を切ってもいないデジカメを取り出し、大慌てでマニュアルを読む。海の傍に住んでいても、こんな綺麗な海は滅多に見られない。ざっと使い方を把握して電池を入れてみると、電源が入らない!? なんと、電池は未充電のまま梱包してあった。夕方、数枚の写真を撮ったが、煌めく海は撮れずじまい。親切なメーカーと早くなった日没が恨めしい。。
 ん? 先日虫退治をしてワサワサと葉を繁らせていたドッグローズ、葉っぱが妙に少ない…と思ったら、またまた葉巻き虫だかハバチだかの幼虫だらけ。しかもわんさか群がっている!! これまた大変! 自然農薬も間に合いそうになく、幼虫君たちを水攻めの刑に処す。一匹一匹殺していくのは嫌だし、かと言って器に入れただけでは逃げられるのだ。割箸と水を入れた器を用意して、次から次へと放り込む。これをやる度に思うのだが、来世の私は、きっとこんな虫なのだろう…。南無さん。


●10月22日(金) 晴れ/針槐、一周年記念で種明かし
 去年の10月22日夜の11時頃、写真を撮り、記事を書き溜めて一ヶ月がかりで作った針槐のサイトをアップした。が、じつは私はさして積極的ではなかった。インターネットに少しでも興味を持たせようと、私のサイトを作ってくれたダンナへの「お付き合い」だった。「写真でも撮れば」と言われて写真を撮り、「更新はした?」と聞かれて慌てて追加記事を書いた。スタート時は今のハーブのページの入り口程度のちっちゃなサイトだった。
 しばらくするうちに、きれいに咲いた花や新しく作った花壇の写真などをアップすることに自己満足するようになった。私にとっては庭のアルバム造りという気分だった。誰かが見てくれているという意識もまるでなく、他所のサイトを見て回る方が楽しいくらいだった。そんな私を見兼ねたのか、ダンナが私のサイトにカウンターと掲示板を付けてくれた。そして、私のウェブサイト宛に初めて、一通の投稿が届いた。
 それから一年、カウンターは今日7000を越え、毎日いろんな方からのメールが届く。掲示板を覗くのも、日記を書くのも日々の楽しみ。ネット上にもたくさんの友達ができ、私の庭の成長ぶりを楽しみにして下さる方達もたくさんいる。今ではサイト作りも全て自分でやるようになり、新しい企画を考えたり、写真を更新することが、庭作り同様に楽しい作業になっている。
 そして、何よりも変わったのは針槐の庭に対する私の思いだろう。かつて創造主だった私は、今では公園の管理人のような気分である。よりたくさんの方に針槐の庭を楽しんでもらい、できればここへ来て、私の庭でくつろいでもらいたいと願っている。その思いで、庭造りはますます楽しいものになっていく。。


●10月23日(土) 晴れ/佐賀平野のたぬきたち
 休み返上の仕事で福岡へ。高速道路は退屈なので、いつも時間をかけて海沿いや山道を選んでドライブを楽しむことにしている。季節ごとに道中いろんな花たちが目を楽しませてくれるが、今の季節はなんといっても畑が美しい。。黄金色の稲穂が延々と続く畑の中の一本道、青い空には真っ白なウロコ雲が輝き、冷たい風には潮の香りがした。佐賀の広々とした平野は秋一色に染まっている。早くも刈り取られた稲穂が干されて、隊列を組んで立ち並ぶ様も楽しい。
 だが、悲しいことに今日は、たぬきがたくさん轢かれていた。見渡せば延々と続く畑と民家、タヌキたちは一体どこに住んでいるのか…。わが家の周囲にもかつてはタヌキやキツネがたくさんいたという話を聞いた。18年ここに住んでいる隣の老夫婦は、タヌキの餌付けもしていたという。私が引っ越してきた頃に時々庭先に来た野うさぎも、開発が進むに連れてすっかり姿を見せなくなった。自然を求めてここへ越してきたのに、かつての住人たちを追い出してしまったのかもしれないと思うと、なんだか悲しい気がする。彼らはどこへ行ってしまったのか…。
 休みということもあって、帰りには映画を楽しんだ。「ホーンティング」がレイトショーだけだったので、「シックス・センス」を観た。怖くて、悲しくて、面白かった。ブルース・ウィルスとの約束なので、詳しいことは書けない(^^)。帰り道、ほぼ満月の月明かりの中、E.クラプトンをBGMにのんびりと高速を走った。長崎自動車道は昼夜を問わず車が少なくて、楽ではある。


●10月24日(日) 晴れ/カラスとステンレスの関係
 このところ毎朝カラスの鳴き声で目を覚ます。今朝、ダンナに呼ばれて庭に出ようとすると、静かに!というジェスチャー。なんだろ?と行ってみると、完成直前の隣家の室外機(冷暖房と何かもう1つあるのだが、ピカピカに磨きあげられたステンレスのカバーが付いてる)の前で二羽のカラスが騒いでいた。
 見ていると、ステンレスに映った自分達の姿に向かって鳴いたり、突っついたり、羽を拡げて威嚇したり、最後には室外機の後ろを覗き込んだり上に乗ってみたりと好奇心旺盛。。光り物が好きなカラス、鏡のようなステンレスに興味を示すのは当然の事だろう。引っ越してくる前に室外機がペコペコ凹んでしまうのでは…と気にもなるが、首を傾げたり、よちよち歩き回って遊んでいるカラスはなかなか可愛らしいもので、当分は楽しめそうだと喜ぶ夫婦であった。。


●10月25日(月) 晴れ/帰って来たおタキさん
 今年最後の肥料やリ。家中の鉢物に液体肥料を撒いた。地植えのものはどうしても必要とするものだけを選んで散布する。庭をあちこちと歩き回っている時、すずめたちがやけに警戒の声で鳴いている。そして、なんだか聞き覚えのある鳴き声が…。見ると、ワォ、白い紋入りの羽織りを着たようなジョウビタキの姿!胸の辺りは渋い橙色。もしや、おタキさん…?
 ジョウビタキは西日本あたり(だったか?)で越冬する渡り鳥。冬場は単独で行動し、好奇心が旺盛で人間あまりを怖がらないという。縄張り意識が強いために、同じところに複数のジョウビタキがいることは少ないとも聞いた。果たして、おタキさんなのかどうか…。よく同じ場所に戻るというから、その可能性は高い。。
 思い立ってやおら野菜畑の空いたところを耕してみた。寄ってくる!次の場所へ、、、付いてくる!!うんうん、おタキさんに違いない!!餌付けも可能だというから、今年こそはと待っていたのだが、こんなに早く帰って来てくれるなんて。。今度も私の追っ掛けをやってくれるのだろうか?今年はあの綺麗な羽に触れさせてくれるだろうか?しばらく庭仕事はサボリ放題だったけど、明日からはそうはいかない。おタキさんがお腹を空かせて待っているのだから。。ちょんの字とおタキさん、私って幸せ者!!


●10月28日(木) 雲り/可哀想なオリーブたち
 ハーブガーデンのまん中に植えたメキシカンセージとメドゥセージ、手入れを怠っているうちに伸び放題、ついには2本のオリーブの木に覆いかぶさる始末。昨日今日と蜘蛛の巣を払いながらセージを剪定したり、まとめたりするのだが、満開で蜂がたくさん集まって来て仕事はなかなかはかどらなかった。なんとか仕上がってふと見ると、可哀想なオリーブたち、完璧にセージを避ける姿勢で、斜めに育っていた。しばらくは見苦しいかも…。
 ようやく部屋に戻ると、ダンナが私を見て大爆笑!? なんと、帽子のてっぺんで大きなカマキリがダンナを威嚇していた。。


●10月29日(金) 晴れ/「仕事」という名の宴会
 新しいプロジェクトの打ち合わせと称して、お昼に友人が(何故か奥さん同伴で)やって来た。ニコニコと腕にはワインを抱え、「お腹空いたね」とのたまう。。バジルペーストのフルコースを肴に「仕事」という名の宴会は延々と続き、料理は作る端から空になり、ビールからワイン、焼酎を経てバーボンに辿り着く頃には夜もとっぷりと深けていた。仕事だか遊びだかわからないような新企画は続出したものの、果たしてこの仕事はものになるのか…!?


●10月31日(日) 曇り/荒れ地の草取り
 やらなきゃ、やらなきゃと思いつつ手付かずのままだった荒れ地は、カヤとイネ科の雑草たちに覆い尽くされてしまった。。ハーブ仲間がたくさんの種を送ってくれたので、ついに重い腰を上げ、この三日は私の胸の辺りまで伸びた雑草と闘っている。今日は菖蒲にまとわり付いた雑草を取り払い、菖蒲たちはようやくお日様にたっぷりと当れるようになった。春に植えておいたのだが、結構元気に育っていた。
 草がたまると草木灰を作り、肥料、土壌消毒、防虫を兼ねて一面に撒く。しばらくはこの繰り返しになるが、いつまで続くことやら…。なにしろ、荒れ地は百坪を越える広さだ。。土手の部分はこまめに除草をしていたので、コスモス、おしろい花、マリーゴールドが一面に咲き乱れて美しい。肥料気分で植えていたハブ茶もそこそこ収穫が出来た。


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