おさむちゃんの泡盛コラム-沖縄料理と私
投稿:おさむ(泡盛倶楽部)/沖縄在住/泡盛鑑定士予備軍?/?歳 (幼き頃力道山が活躍していた) ●ポーク&たまご ところで、女房の得意料理が“ポークたまご”。あいえなー!私にとってポークたまごは愛情の感じえない料理(これは、いまだ持って女房には秘密)なのだ。 ところが、である、この話を友人、知人にすると大変ひんしゅくを買うのである。昔はポークとか玉子とかは、大変貴重なものであったらしく、「一度でいいからポークたまごを死ぬほど食いたかった」と言う先輩たちの話を良く聞く。そういえば、何故か沖縄の食堂には“ポークたまご”なるメニューが必ずある。それも不思議だったが、敢えてそれを頼む人達も不思議でしょうがなかった。なるほど、その人達も他の人には言えないTrauma を抱えていたのだな、と近頃思う。 ●続・ポーク&たまご 1.もともと沖縄の人は豚肉が大好き。 輸入国別の実績から行くとデンマークが約70%で一位、次いで中国が約19%、三位がアメリカの約10%(1990年実績)。ちなみに私の友人の勤める某食品 問屋は長い間の実績でデンマークより功労勲章を戴いたそうです。 ところで前回書いたポークたまごなる物は、このポークの薄切りをフライパンでいためたものに卵焼きを添えたもの。もっとも食堂ではそれに味噌汁とサラダが付いてくるのが定番。 沖縄の人の豚肉好きにまつわる話でこういうのがある。ある老人病院では最初にいろいろな動植物の絵のカードを渡してテストを行う。(何のテストかは知らないが)お医者さんがおばあさんに聞くに「おばあさんそれは何の絵ですか?」おばあさん、「これは食べ物の絵です」お医者さん、んんん・・・?食べ物の絵は渡した覚えは無いけどな。あばあさん続けて「耳も足もおばあの好物さぁ〜」*発音はNHKのちゅらさんの要領でお願いします。 |