人の暮らしの中にいる野鳥たちの写真はあどけなくかわいいものです。でも、野生に触れることなく生きていくしか道がなくなった野鳥たちの姿は、日々を共に暮らしている里親さんの目から見てもとても悲しい存在です。野鳥たちは野生にあってこそが一番自由で、一番幸せ・・・多くの里親さんがこの思いを胸に抱いてがんばっています。
このコーナーでは、保護されたヒナたちに素早い処置ができるよう、より多くのヒナをより早く野生に返すことができるよう、野鳥のヒナの写真を募集しています。みなさんからのたくさんのご協力をお願いいたします。
写真を提供してくださったみなさんに深く感謝いたします
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ヒヨドリのヒナの特徴
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Pocky(ポッキー) |
ケガなのか、事故なのか・・・歩くことも立つこともできなくて保護されたヒヨドリの「ポッキー」です。ヒヨドリはビタミンの不足で栄養障害になりやすい鳥で、人が保護してそだてるのがとてもむずかしいとされている鳥です。 管理人のドジによりメモを消去してしまいました。pockyの里親さん、見てくださったらメールをお願いします! |
ヒーちゃん |
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トリイ |
まだ目も開かないうちに何度も巣から落とされて弱ってしまい、やむなく保護されたヒヨドリの「トリイ」です。病院で診察してもらうと、両足が横に広がって立つことができないペローシスという生まれつきの病気だったそうで、野生では生きていけないと判断されておとされたのかもしれません。野生の生きものたちの世界はきびしいものですから、これもしかたのないことです。 |
ピーさん |
「夏も終わりがけのころ、開けていた窓に巣立ったばかりの子雀を連れた母雀が現れた。(中略)その母雀はボロボロで、羽は抜け落ちて見るからに病気のようだった。おやつ用に買ってあった菓子パンを小さくちぎって、窓際に投げてやると、母雀はそれを喰わえて子雀に与えた。それからこちらを向いて何かを訴えるようにジージーと鳴いた。(中略)母雀は飛び去ったが、子雀は窓から離れなかった。」・・・なんだか不思議な出来事です。そして、元気に育った子雀は、やがてピーさんをつれて来ました。 |