里子たちの記録

ズアオアトリのヒナ

人の暮らしの中にいる野鳥たちの写真はあどけなくかわいいものです。でも、野生に触れることなく生きていくしか道がなくなった野鳥たちの姿は、日々を共に暮らしている里親さんの目から見てもとても悲しい存在です。野鳥たちは野生にあってこそが一番自由で、一番幸せ・・・多くの里親さんがこの思いを胸に抱いてがんばっています。
このコーナーでは、保護されたヒナたちに素早い処置ができるよう、より多くのヒナをより早く野生に返すことができるよう、野鳥のヒナの写真を募集しています。みなさんからのたくさんのご協力をお願いいたします。

写真を提供してくださったみなさんに深く感謝いたします
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ズアオアトリ '2002

ズアオアトリのヒナドイツ在住のゲルマンさんが保護したヒナです。すずめだと思ったそうですが、じつはドイツでブッフ・フィンク(Buchfink)」と呼ばれる鳥のヒナでした。英名はチャフ・フィンチ(Chaff Finch)、和名はズアオアトリですが、日本で見られるのはヨーロッパから連れて来られた帰化鳥だそうです。すずめによく似ていますね。
ドイツでは、インコなどのヒナを買いたい場合にはペットショップに頼んで取り寄せなければならないそうです。お国柄でずいぶんちがうものだと驚きましたが、外国では野鳥に対する対応そのものがずいぶんちがうようですね。さて、このヒナちゃんは元気になって、仲間のもとへ帰りました。ドイツで元気に飛び回っていることでしょう。

写真提供:ゲルマンさん


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