野菜畑ができるまで

 

始まりは、ホント、みすぼらしい姿でした。お恥ずかしい。。
'99年2月から、暖かい日には外へ出て、この畑を作りました。始めは隅っこから掘り起こして、大きな石や雑草の根っこなど取り除きます。取り終わると土はかなり減ってしまいます。水はけを考えて日向土(鉢物の底石などに使われる軽い石)大粒と中粒、腐葉土、自家製草木灰、牡蠣や貝殻を加えて耕し、出来上がる度に苗を植え付けてます。仕切りに使っている石は全部ここから掘り上げたもの!大きなものは50cm×30cm×30cmほどもありました。まさに掘り出し物!

さらに拡張

2000年4月
ちいさな畑はあっという間に野菜の苗で埋ま、これっぽっちしか植えられないの?・・・と、わが家から海に下りる道の脇にも新しい畑を作りました。
と言っても、じつはアップルミントに蹂躙されている錦糸梅を救出して移植するために作ったもの。だけど、場所的には畑の並びなので、周りには野菜を植える予定です。 相変わらず根気のいる作業ですが、この作業の後にはオマケが付いてきます。掘り起こされた土の中の虫を狙って、翌日にはたくさんの小鳥たちがやってきて、庭守を楽しませてくれます。

 

錦糸梅の移植完了。でも、錦糸梅は横に拡がって育つので、うまく定着すれば野菜を植えるスペースなどなくなってしまうのかもしれません。後悔先に立たず。。。植える予定の野菜たちはまだポットの中で成育中なので、土の改良も考えてとりあえず道路にたくさん芽を出しているビオラを移植しました。栄養満点の土なので、ビオラたちもご機嫌な様子です。
2000年6月
雀の落巣ヒナ育てることになったため、畑はビオラの花壇のままに……。秋には畑になるのかな??

さらにさらに・・・欲望とは限り無いものですね

2000年5月、メインの畑をさらに延長。
左手にはレモンバームの小苗を引っ越しさせて、右手にはサラダバーネットと枝豆の種を蒔きました。レモンバームは地下茎で拡がるので、大きな平たい石ので仕切りをしています。隙間もインスタントセメントで固めていますが、無駄な抵抗かも。。数年後にはここは、たぶんレモンバームに乗っ取られていることでしょう。まぁ、美味しいからそれもまた良し……。

いつもは石灰も混ぜ、生ゴミリサイクラーで高温乾燥した生ゴミを埋め込み、できるだけ長く寝かせてから苗を植え付けます。この時は寝かせる時間がなかったので有機石灰を使い、苗を植え込んだ後に根の周辺に乾燥堆肥を埋め込みました。土の表層部分に微塵に砕いた卵の殻を混ぜ込み、土中の虫除けにしています。
右の写真は2000年春に撮ったもの。たった半年で、土は黒々と見違えるようになりました。もちろん、絶対無農薬栽培に徹していればこそ・・・かな。


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