リラ(ライラック)の受難


英名:
Lilac 仏名:Lira 利用:花をポプリに使います

大事に育てていたのですが、悲しいライラックは再び大型車に轢かれてしまい、
ついに帰らぬ木となりました。たぶん、植えた場所が悪かったのだと反省している庭守です。
今度は、犯人不詳のまま睨み付ける相手もいません。くやしながらに合掌。 /2003年5月

ライラックは香り高いことでは有名で、香水の原料ともされるモクセイ科の落葉高木です。日本の高温多湿条件ではさほど大きくはならないそうで、プランター栽培には姫ライラックが適します。一般に花びらは4枚ですが、たまに5枚のものがあり、四葉のクローバー同様に「ラッキーライラック」と呼ばれます。もしもラッキーライラックをみつけたら、こっそり黙って飲み込みましょう!・・・愛する人が永遠に心変わりしないそうですよ。
'99早春に植えつけ、四月にはついに初めての花を付けました!紫の花を買ったはずなのに・・・白花が咲きました(^m^)

 

ところが、四月の末に心無いトラックに轢かれてしまい、枝は折れ、花は潰され、目下養生中。トラックの運転手が庭守を恐れて近寄らないことは言うまでもないでしょうね。可哀相なライラックがこのページから消えてなくならないことを祈るばかりです。
写真は出来が良くないので撮り直そうと思ってましたが、あちこちのギブス姿……まだ惨めな姿で、人前には出たくないそうです。

 

2000年5月のライラック。トラックに轢かれるという惨劇から早くも一年、見事に復活しました。根元近くでぐずぐずに割れて曲がっていた幹も、太く頑丈な針金ギブスで繋がったようです。元気に花も咲かせて、辺り一面に芳しい香りを放っていました。
ライラックよ、あんたは強い!!!



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