師匠のご紹介


古賀綱行先生/熊本県在住

著書: 誰でもできる野菜の自然流栽培
  自然農薬で防ぐ病気と害虫
 

いずれの書籍も農文協から発行されています

 

かつて老舗のお酢屋さんの仕事をしました。その時に、なにかお酢の有効利用はないものか、一般にあまり知られていないちょっと変わった使い道などないものか・・・と調べてみることになりました。ふと思い出したのが、お酢が肥料になると聞きかじっていたことでした。以来、半分趣味も兼ねてガーデニング関連の本を読みあさり(立ち読みです)、やっとみつけた一冊が「自然農薬で防ぐ病気と害虫」。この本が古賀先生と出会うきっかけになりました。
このコーナでご紹介する自然農薬は、私が尊敬する古賀先生の提案する“自然有機無農薬”の一部に、私が実際に作ったり使ったりしてみた結果の効果・感想・アレンジ等を交えて紹介したものです。先生の実践される自然農薬を多くの方に紹介したいという私の申し出に、古賀先生からはあたたかなご理解をいただきました。
興味のある方は是非、先生の著書を読んでみてください。ここで紹介している内容が、ほんのさわり程度のものであるということがよくわかると思います。眼からウロコの情報満載で、ガーデナーにはとても役に立つ楽しい本です。
古賀先生は早くから有機無農薬栽培を実践され、その執筆の中で静かに自然保護を訴えておられます。先日いただいたお手紙には「正直な自然有機無農薬で、数十年後の世の中がいかに変わるかを記録しましょう。その時初めて、本当の健康がわかるでしょう。」とありました。大正8年生まれという御高齢にもかかわらず、今も現役で海外までも講演に飛び回っていらっしゃいます。大いに見習いたい人生の良き先輩でもあります。自然をこよなく愛され、今は忙しくて奥様に任せっきりだという広大な畑で、いろんな植物や虫たちを眺めるのがなによりの楽しみだそうです。